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![]() 日本のバニラエッセンスとアメリカのバニラエクストラクト、違いは何でしょう。 アメリカのお菓子のレシピに頻繁に登場しても、日本のお菓子のレシピでは見かけない物。それはバニラエクストラクトです。アメリカのお菓子の本や拙ブログでバニラエクストラクトの使用量を見ると、小さじ1/2、小さじ1等と書いてあり、「バニラエッセンス数滴」に馴染んだ日本人から見ると使用量がかなり多く、驚いた方もいらっしゃるはず。そもそも何故こんなに違うのでしょう。 バニラエッセンスとバニラエクストラクト。呼び名は違えど作り方の基本は同じです。使用量に差があるのは抽出・混合濃度が違うからです。 バニラエッセンスとバニラエクストラクトは、天然・人工のバニラにアルコール(主に度数35°のエタノール)や水を加えて抽出・希釈した物です。日本のバニラエッセンスはバニラエクストラクトに比べると天然・人工のバニラの使用量が多いので、数滴で済むのです。 天然のバニラの香りはバニラビーンズから抽出します。しかしバニラビーンズは高価な為、販売価格が上がります。そこで作り出されたのが人工のバニラ香料バニリンです。 このバニリンは幸か不幸か天然のバニラよりも香りが強い為に安価でエッセンスやエクストラクトが出来、市場へ大量に出回る事になりました。 「それなら人工のバニラエクストラクトは日本のバニラエッセンスみたいに数滴で済むのでは?」と思わた方もいらっしゃるでしょう。確かに理屈では可能です。 しかし、既に天然のバニラエクストラクトで出しているレシピの使用量が人工物になっても代わらない様、天然のバニラエクストラクトの香りに合わせて抽出・希釈している様です。 今回は天然のバニラエクスラクト(ピュアバニラエクストラクト)を家庭で作る方法を紹介します。 バニラビーンは比較的安価な物でも大丈夫です。 アルコールはエタノールではなくバーボンやダークラムを使います。エタノール抽出に比べると、香りに深みが出ます。 材料 作りやすい分量 ![]() ・バーボン、又はダークラム* 180~200cc ・バニラビーン 1本 *写真のアルコールは、ジャマイカのMyers's Dark Rumです。 作り方 ![]() バニラビーンの鞘を縦2等分に切り分けます。 (中のバニラビーンズはそのままで) ![]() 密閉出来る瓶に入れ(液体を入れて激しく降ってもこぼれない物)、バーボン又はダークラムを注ぎ ![]() 最初の2週間は一日一回軽く振り、冷暗所で最低2週間(出来れば1~2ヶ月)寝かせれば出来上がりです。 アメリカのお菓子のレシピ本、拙ブログレシピの表記量通りに使えます。 保存は直射日光の当たらない戸棚等がお薦めです。 表面にオイルが浮く場合がありますが、品質上問題ありません。そのまま使って下さい。 バニラビーンズを取り除いた後のサヤを使う場合は、使用量を1本→2本に増やします。 バリエーション ウォッカでも出来ます。その場合、アルコール度数は余り高くない物が良いでしょう。 (アルコールに弱い人が使うと、ほんの少量でも酔う為)
by TasteSouth
| 2010-10-22 23:09
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