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靴のレシピではありません。 今回紹介するのはハッシュパピーです。ハッシュパピーと聞くと、1950年代に創立された靴のメーカーを想像する方が多いと思います。今回のハッシュパピーはそれよりもっと昔に作られたコーンミールベースの料理で、魚料理のサイドディッシュとしてパンやビスケットの代わりに登場します。 私は魚料理の付け合せ以外に見た事が無いのですが、ノースキャロライナ出身の旦那様曰く「ノースキャロライナのフライドチキンのお店にもあった」と言い張っています。が、子どもの頃の話で記憶が微妙に曖昧な為、真相は不明のままです。 この料理の歴史には諸説ありますが数百年前の話、川へキャンプに行った釣り人が魚を揚げて料理をしていた際、連れて行った飼い犬がおなかをすかせて鳴くので、料理に使っていたコーンミールなど残り物の材料を纏めてボウル状にして揚げ、「Hush Puppy!」と言いながらあげたと言う説が有名です。ただし、この料理には玉ねぎ(又は万能葱)が入ります。今、愛犬家の叫びが聞こえた気がしますが、犬に玉ねぎ類をあげてはいけません(玉ねぎ中毒をおこします)。本当にこの料理をあげたら静かになるか試そうとはしないで下さい。 南部では、ハッシュパピーはイエローコーンミールを使う地域と、ホワイトコーンミールを使う地域に分かれます。コーンブレッドと同じくミシシッピ川を境に東側がホワイトコーンミールを使う地域だと言われています。北フロリダではイエローコーンミールで作った物、ホワイトコーンミールで作った物両方が混在しています。 ホワイトコーンミールで作った物は、イエローコーンミールで作った物と見た目は一緒ですが、中はクリーム色です。 ちなみに、配合は少し変わりますがアメリカのコーンドッグ(日本で言うアメリカンドッグ)は、この生地(イエローコーンミールで作った物)に玉ねぎが入らない物です。 材料 4人前(14~15個) 注意:カップ表記はアメリカサイズの240ccです。 ・コーンミール 108g(3/4C) ・中力粉* 38g(1/4C) ・ベーキングパウダー 小さじ1+1/2 ・塩 小さじ1/4(1.5g) ・グラニュー糖 大さじ1(13g) ・玉ねぎ** 50g(中1/4個) ・牛乳 120cc(1/2C) ・植物油 大さじ1 ・揚げ油*** 適量 *薄力粉19g+強力粉19gで可 **万能葱2本でも ***直径20cmの鍋の場合、360cc。 作り方 玉ねぎは粗みじんに刻みます。(万能葱の場合も) ボウルに中力粉、コーンミール、塩、ベーキングパウダーを入れ泡立て器で良く混ぜます。 ここに玉ねぎを加えて、スプーンで混ぜます。 さらに溶き卵と牛乳を加えてさっくりと混ぜ 最後に植物油を加えて混ぜ、室温で10分程休ませます。 その間に鍋に揚げ油を1.5cmの深さまで入れて、中火で175℃(350F)に熱しておきます。 十分に油が熱くなったら、スプーン2本を使いながら生地を大さじ山盛り1杯ずつ油にそっと入れ、8~10秒後生地が浮いてきたらすぐにひっくり返し、その後時々返しながら合計5~6分揚げて網やキッチンペーパーの上で油を切れば 出来上がりです。 常温で2日、冷凍で1ヶ月保存できます。
by TasteSouth
| 2011-06-27 22:12
| Breads パン・ビスケット
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